熱中症予防

松沢SCでは、熱中症警戒アラートが出された場合、当該練習枠のコーチがグラウンドでWBGTを測定の上、練習・練習試合等を実施するか判断します。
ただし、練習・練習試合等を実施する場合であっても、参加するかどうかは各家庭で最終的なご判断をお願いします。

【松沢SC熱中症予防指針】

  • 各練習枠のコーチがWBGT計を用いて(子供の心臓の高さで)実測し、練習を実施/中止するかどうか判断する(WBGT測定値は保護者に共有し、各家庭の判断の参考にしてもらう)
  • 特に熱中症警戒アラートが発令された日においては十分注意する
  • 熱中症警戒アラートが発令された日またはWBGT31℃以上の場合には、連盟主催公式戦同様、リーグ戦、TMは実施しない
  • 最近の医学的研究により、現実的な熱中症予防としてアイススラリーの有用性および手首を冷やすことの有用性が報告されているため、アイススラリーやペットボトルに水を入れて凍らせたものを持参してもらえるよう、保護者に促す
  • 練習前:各家庭でできること
    • 十分な睡眠時間
    • 朝食をしっかりとる
    • 出発前にコップ一杯の冷水を摂る
  • 練習中:コーチ及び来校保護者ができること
    • 計画的な水分補給と休憩
      • 10分程度に1度、3分以上の休憩を取る(公式戦のCooling Breakを参考に)
      • 具体的な飲水量(例:3口以上飲もう など)を指示する
    • 練習内容の説明は原則として日陰で行う
  • 帰宅後:各家庭でできること
    • 夕食をしっかりとる
    • 就寝までにコップ一杯の水分を意識して摂る
    • 十分な睡眠時間(空調の利用など)

【参考】JFA育成年代の熱中症対策まとめ

  • 暑熱順化(上手に汗をかけるようになる)には一定期間(10日程度)かかる。また、大人と比べて、子供は暑熱順化能力が低い。
  • 例年、暑熱順化が十分でない7月が熱中症がもっとも発生する(2020年はコロナウイルスの影響により、暑熱順化の獲得が遅れた)。
  • 子供の特徴(大人との比較)
    • 汗をかける量が少ない
    • 皮膚から熱を逃がす割合が大きい
    • 暑熱順化はするが、その効果が小さい
    • 体重当たりの表面積が広い=外気温の影響を受けやすい
    • 暑さ対策に対する関心が低い
  • 朝は気温が低いが、湿度が高いため、WBGTは日中と変わらない、というデータがある。そのため、朝から熱中症リスクがあること認識して練習する必要がある。
  • 子供に自由に飲ませるだけでは発汗量の半分程度しか飲水量を確保できていない、というデータがある。そのため、計画的な水分補給と具体的な飲水量を指示する

【参考】関連情報

暑さに慣れる暑熱順化(JFA委員会発行)

水分補給(JFA委員会発行)

身体冷却(JFA委員会発行)

東京都サッカー連盟 熱中症対策ガイドライン